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Quake IIIをVisual Studio 2008でビルド

id software(イド・ソフトウェア)、この会社は一人称視点のシューティングゲームをFirst Person Shooter通称FPSと言うジャンルとして広めた。
Wolfenstein 3Dを皮切りにDoomが欧米で大ヒット。
3D時代前夜にQuakeをリアルタイム3DCGでリリース。
少数精鋭主義を貫いたせいか、この前Bethesda Softworksかその親会社のZeniMaxに買収。
「洋ゲー=FPS」の様な状況を作り、今に至る。

で、id softwareは本当に素晴らしいソフト会社で、最新以外のQuakeシリーズのソースコードがGPLライセンスの元リリースされている。
例えばQuake 3はこれ。
ftp://ftp.idsoftware.com/idstuff/source/quake3-1.32b-source.zip
他にもDoom / Doom 2やHexen / Heretic、当然Quake、Quake IIもリリースされているので、興味があったらググってみてもいいかもしれない。

そしてそして、お待たせしました。
本題。
このソース、落として解凍してVCにぶち込んでビルドすれば動くのか?と言う話。
答えはNO!
なので記事に・・・。
で、「luozhiyu – Compile Quake III arena」を参考にやってみましょう、と。
あ、先に書いておくけどQuake 3 Arenaを持ってないと動かないからね!
未確認ながら、Demo版があるから、それでも出来るかも?
Amazonでもほぼ売り切れのようなものだから、Steamで買うという手もある。

と言う前置きはさておき、はじめましょうか。
まず普通に解凍する。
解凍したディレクトリに「code」と言うディレクトリがあるはず。
とりあえずそこを開く。
で、「quake3.sln」を開く。


バックアップは作らなくても良いと思う。
だって、そもそもZipファイルにフルソースがあるし・・・。


これもとりあえず無視して「OK」。

これも消しちゃってOKのはず。

これで変換終了。

履歴を出すとこんな感じ。

ここからコンパイル。
でもいろいろ設定しなきゃいけない。


まず、ソリューションのプロパティでスタートアッププロジェクトを「quake3」にする。

で、ウィンドウ上部中央にあるソリューションの構成が「Debug Alpha」とかの場合は「Debug」に変更する。


「quake3」のプロジェクトのプロパティを開いて、「デバッグ」、「コマンド引数」を

+set fs_cdpath "C:\Program Files\Quake III Arena\" +set r_mode "4"

とかにする。
ここのオプションはQuake3のインストールディレクトリにある「baseq3」ディレクトリにある「q3config.cfg」の設定内容と同様と思われる。
ただ一点違うのはプログラムやらアセットやらへのパス。
それを「fs_cdpath “インストールパス”」としないとゲームが起動しない。
あと、もう一つのオプションは解像度のオプションで、今使っているマシンはこのゲームが発売されて軽く10年は過ぎたくらいの時に組んだから、当時としては考えられないような解像度(1920 x 1200)なので、どうしてもエラーが出た。。
製品版から起動してもエラーが出たので、起動時の解像度を抑えるようにしてみた。
自分の環境ではフルスクリーンで落ちるので、「q3config.cfg」の

seta r_fullscreen "1"

seta r_fullscreen "0"

として抑えた。

ちなみに、ビルドして実行してみるとこんなエラーが出る。

これが出なくてオープニングムービーが始まってCDキーを入力する画面が出たらもう問題ないでしょう。

id softwareらしい無骨なタイトル画面w






こんな感じ。

お粗末。

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c++でのファイル読み込みテスト

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」を読んでいて、C++のファイル読み込みをやっていた。
Cの時でさえ、そんなにファイルいじったりしていなかったので、ちょっと自分でも書いてみる。
まぁ、写経的なコードになっちゃうんだけれども。

main.cpp

#include <iostream>
using namespace std;
bool readFile( char** buff, int* size, const char* filename );
int main()
{
char *fBuff = 0;
int fSize = 0;
if ( readFile( &fBuff, &fSize, "test_dat.txt" ) ) {
cout.write( fBuff, fSize );
}
delete[] fBuff;
return 0;
}

fileRead.cpp

#include <fstream>
using namespace std;
bool readFile( char** buff, int* size, const char* filename )
{
// 初期化
*buff = 0;
*size = 0;
// ファイルストリームをインスタンス化しつつストリームオープン
ifstream ifs( filename, ios::binary );
// 失敗
if ( !ifs ) { return false; }
ifs.seekg( 0, ifstream::end ); // ファイルストリームを最後まで移動
// 現在の読み込み位置(詰まるところサイズ)を取得
// tellg()はpos_type型を返すので、実体はintでも一応キャスト
*size = static_cast< int >( ifs.tellg() );
ifs.seekg( 0, ifstream::beg );	// ファイルストリームを先頭へ
// メモリ確保
*buff = new char [ *size ];
// ファイルの内容をメモリに読み込む
ifs.read( *buff, *size );
return true;
}

test_dat.txt

Hello.
And say goodbye.

で、結果。

% g++ -o test main.cpp fileRead.cpp
% ./test
Hello.
And say goodbye.

ちなみに、

delete[] *fBuff;

とても、

delete[] &fBuff;

としても怒られた。
ダブルポインタは大本の変数名だけ指定すれば良いんですかい?
メモリリークとかしないのか?
この前紹介した「OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング」では

ParticleSystem::~ParticleSystem()
{
int i;
for (i = 0; i < this->amount; ++i) {
delete this->particle[i];
}
delete this->particle;
}

なんてコードがあったから、面倒くさいけど個別に解放しないとリークしちゃうのかと思った。
そうか、その配列内でさらにnewしているから個別に解放しているのか。
そうじゃない場合はそのまま解放して良い、と。
ポインタをもっとよく勉強せねば。。。

そんだけ。

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「OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング」が面白かった

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング

著者/訳者:横江 宗太(株式会社パンカク)

出版社:インプレスジャパン( 2009-12-18 )

定価:¥ 3,024

単行本 ( 352 ページ )

ISBN-10 : 4844328085

ISBN-13 : 9784844328087


一言で言うと、この本がとても面白かった。
内容は非常にストレートで、「iPhone向けに簡単なレースゲームを作る」という趣旨の本。
1章がOpenGL ES 1.0を使った2Dの取り扱い。画面への描画。
2章がその応用で「はえたたきゲーム」を作る。

はえたたきゲーム


3章が”パーティクルシステム”と呼ばれる煙などの表現に使われる演出の実装。

パーティクルシステム


4章が「2Dレースゲーム」を作る。

2Dレースゲーム


5章が”衝突判定”の実装。

衝突判定の実装と画面調整


6章が全ての章を応用して「3Dレースゲーム」を作る。

3Dレースゲーム

まず、Objective-CとC++の知識が最低限求められる。
あと、最終章の3Dレースゲームと言ってもそれほどのものを期待してはいけない。
ただ、ゲームの骨組みを組む方法や、画面描画と操作の連携などを学ぶことが出来る。
俺みたいな脳たりんには丁度良い内容となった。

基本的なゲームロジックはC++で実装されているため、そのままではつまらないのでObjective-Cで実装することにした。
これがC++のコードとの対比が出来てなかなか面白かった。
実際問題、C++を前提に書いてあるので付け焼き刃な俺のObjective-C知識ではなかなか無駄な処理が出まくっているのはわかっているのだけれども、それでもやって良かったと思う。
書店で見かけたら、ちょっと目を通してみるのもいいかもしれない。
これだけでゲームは作れないけど、本当に良いきっかけを作ってくれると思う。

ちなみに、上記のゲーム画像はアセットこそお借りしたものの、ソースコードは写経+Objective-Cで書き直したものをiPhone 3G上で実際に動かしたもののスクリーンショット。
一応この程度のものは出来る。

また、Windows用になってしまうけれど、この本の冒頭に書いてある参考文献である「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」をこの本の次に読むといい気がしてきた。
実は「ゲームプログラマになる前に~」も持ってはいるものの、なかなか読み進められないでいた。
けど、今回の「OpenGLで作る~」を読んでからなんとなく進められるようになってきた。
基本的に本に書かれているコードは執筆時のいずれかの段階のコードなので、実は動かないものも多いけど、ソースコードに当たれば問題ないレベル。
徐々にステップアップして行くには良いかなぁ、と自分に言い聞かせつつ読み進めてまふ。
参考までに。

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術

著者/訳者:平山 尚

出版社:秀和システム( 2008-11-14 )

定価:¥ 4,860

Amazon価格:¥ 4,860

単行本 ( 872 ページ )

ISBN-10 : 4798021180

ISBN-13 : 9784798021188


そんだけ。

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