blur 3862 days The Official History [スチュアート・マッコニー著]


内容
 90年代イギリスを席巻したバンドblur(ブラー)。彼らはその名の通り、何となく集まり、何となく出現したかのように見えた。しかしてその実体は、出会い、挫折、酒、ドラッグ、暴力、金銭トラブル、女、名声、そして混沌が入り交じったものであった。この本は、blurはもちろん、あらゆる関係者へインタビューを行った初の公式バイオロジーである。イギリス中を駆けめぐったスキャンダルの真実の一部が、今、明らかに。

アレックス・ジェームス(ベース)、デーモン・アルバーン(ボーカル)、グレアム・コクソン(ギター)、デイヴ・ロウントゥリー(ドラム)

 いやぁ、blurの10年、読み終わりましたよ。非常に濃い内容だった。メンバーそれぞれの生い立ちや、結成まで。地獄のアメリカツアーとマネジャーの使い込みによる借金地獄。そして、名声を手に入れて、酒とドラッグに埋もれる日々。なんか、典型的なロックバンドという感じがした。
 各アルバムの生い立ちも非常に興味深い。彼らの所属するフード・レコードの、当時の代表デヴィッド・バルフェとの対立とかも面白かったし、紆余曲折してできていくアルバムのバックグラウンドが読める貴重な本だと思った。オイラが一番好きなセカンド・アルバムの「モダン・ライフ・イズ・ラビッシ」が最初は7曲しかなくて、それも「For Tommorow」がまだ無かったとか。バルフェが「ところで、シングル用の曲はどれだ?」と言って、ボーカルのデーモン・アルバーンがかちんときて曲を増やしたらしい。
 あと、メディアによって仕組まれた感のあるOasisとの対決についてもさらりと書いてあって、驚いた。この辺りの事情が知りたいなら、是非とも読むべし。
 また、これはグレアム・コクソンが脱退する前のバイオロジーだから、ある種貴重かも。グレアムは誰かが抜けたらバンドの解散とか言ってたけど、結局グレアムが抜けた今もblurは存続していたりして、なんだか感慨深い。最近のグレアムはこの本の中で語っている人物とは別人になったようで、「別にデーモンとそんなに仲がよかったわけじゃない」とか言っているらしい・・・。なんだか悲しいぞ。とりあえず、哀愁に浸りたいファンは絶対読むべき。なんか、苦楽を共にしたような気分にさせてくれるから(笑。

ブラー:3862デイズ―オフィシャル・ヒストリー

著者/訳者:スチュアート マッコニー

出版社:ロッキングオン( 2000-04 )

定価:¥ 1,944

単行本 ( 434 ページ )

ISBN-10 : 4947599804

ISBN-13 : 9784947599803


 ではでは・・・。

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